シルクスクリーンについて

シルクスクリーンの作業の流れ

デザイン起こし

お客様からご入稿いただいたデータからデザイナーがデジグラフにデザインを起こします。このデジグラフがシルクスクリーンの版の元になります。

露光

デザインに合わせて紗を選び、乳剤を塗って乾燥機にかけます。乳剤が乾いた紗にデジグラフを貼り、露光することで製版のが出来上がります。

製版を作る

シルクスクリーン印刷の元になる製版を作ります。版元は1年間保存され、追加での印刷にも使用できます。

調色

お客様に入稿いただいたデータを再現するために何十種類もの染料を用意しています。これらの染料を元にブレンドして色を再現します。

ずれなく商品をセットする

セット位置がずれてしまうとプリントがずれてしまい、その商品は使えません。ずれなく正確に商品をプリントするために専用の作業台に正確にセットします。45台ある作業台には方眼に似た基準線が目印としてあり、これをガイドにずれが無いよう丁寧にセットしていきます。

プリント

手作業で1つ1つ染料を印刷をします。通常のプリントやワンポイントのプリントに加え、ワイドエッジと呼ばれる幅広の印刷も行えます。最大7色の重ね塗りが可能です。

乾燥・洗い

プリントした商品は作業台の上のロープで干します。プリントが乾いたら商品を洗い、乾燥機にかけます。